8月24日の新潟1R・2歳未勝利(芝1600メートル)は、デビュー2戦目のカポレイラ(牝、美浦・中舘英二厩舎、父アドマイヤマーズ)がV。騎乗した柴田善臣騎手は自身が持つJRA最年長勝利記録を58歳0か月26日に更新した。
道中は中団の内ラチ沿いで脚をため、最後の直線では2頭の間を割ってメンバー最速の末脚を繰り出してトップでゴールを駆け抜けた。勝ちタイムは1分34秒8(良)。
柴田善臣騎手は「返し馬でイレ込んでいたけど輪乗りで落ち着いた。新潟の広い馬場がいいと厩舎に言っていて、2度目で変わると思っていた。体力とアクションがかみ合っていないところがあるので、これからの馬だね」と今後を見据えた。
同馬を管理する中舘調教師は「うまく乗ってくれまして非の打ち所のない満点の騎乗でした。(今後が)楽しみな競馬でした。馬体が減ったのは誤算だったけど、乗り役がうまく乗ってくれました」と人馬をたたえた。