◆第60回新潟記念・G3(9月1日、新潟競馬場・芝2000メートル)
ライトバック(牝3歳、栗東・茶木太樹厩舎、父キズナ)が春のリベンジへここから始動する。桜花賞、オークスともに3着に好走したが手が届かなかったG1タイトル。ここで重賞初制覇を飾り、秋華賞の主役候補に躍り出る。
新潟はラスト3ハロン32秒8の豪脚を繰り出し、デビュー勝ちを飾ったコース。2000メートル戦は初めてとなるが、オークスで2400メートルをこなしており問題なさそうだ。「古馬との力比べをしてみたい気持ちもあった。ここでいい競馬ができれば、いろいろと選択肢が増えると思う」と茶木調教師は試金石の一戦にも位置付ける。1週前の8月21日にはCWコースで6ハロン79秒8の好時計。ラスト11秒4と上々の切れ味で、仕上がりにも不安はない。