9月22日の中京5R・2歳新馬(芝2000メートル=11頭立て)は、2番人気のサトノシャイニング(牡、栗東・杉山晴紀厩舎、父キズナ)が力強く差し切り、デビューVを飾った。勝ち時計は2分4秒3(良)。
道中は3番手の外側を追走。絶好の手応えで直線を迎え、松山弘平騎手が手綱を押すとグングンと加速。上がり最速33秒7の末脚をノーステッキで繰り出し、2着のミラージュナイト(川田将雅騎手)に1馬身半差をつけ、追撃を振りきった。
鞍上は「スタート良く、うまく3番手に切り返せて、馬場がいいところを通れました。終始手応え良く、追ってから突き放してくれましたし、強い競馬でした」と振り返った。
管理する杉山晴調教師は「臆病なところがあるので、初戦から変な競馬はしたくありませんでした。スムーズな競馬ができました。緩さはありますが、2歳のなかではしっかりしているので、(荒れた)馬場はこなせると思います。距離はこのくらいだと思います」と話した。