JRAは9月22日、東京都内で定例会見を開き、2025年度の開催日割案を発表した。
主な変更点は以下の通り。
▼宝塚記念の時期繰り上げ
梅雨や暑熱の影響を考慮し、宝塚記念・G1が24年の4回京都8週目から2週繰り上がり、安田記念(6月8日)の翌週となる3回阪神4週目(6月15日)に実施。
▼暑熱対策の拡充
24年は2回新潟で2週間実施した「競走時間帯の拡大」を、同期間の3回中京競馬でも併せて実施し、実施期間を2週から4週(7月26日~8月17日)に拡大。
▼G1トライアルの時期変更
G1競走の前哨戦となるトライアルレースを、近年の出走動向の変化もふまえ、当該G1との出走間隔を取るために開催時期を変更して実施。
▼重賞の新設
従来の米子S・リステッドの名称を「しらさぎS」と変更し、G3への昇格を申請。夏競馬におけるマイル路線を整備する。開催日は3回阪神4週目(6月22日)。
▼重賞の競走名変更
金鯱賞→東海テレビ杯金鯱賞
アーリントンC→チャーチルズダウンズC
府中牝馬S→アイルランドトロフィー
小倉サマージャンプ→小倉ジャンプS
京都牝馬S、マーメイドS、小倉2歳Sの競走名は使用が取りやめられる。