大井の7戦無敗馬、ダテノショウグンがジャパンダートクラシックを回避 

黒潮盃を制したダテノショウグン
黒潮盃を制したダテノショウグン

 デビューから無傷の7連勝で、ジャパンダートクラシック・Jpn1(10月2日、大井)への出走を予定していた、ダテノショウグン(牡3歳、大井・森下淳厩舎)が鼻出血を発症したため、同レースを回避すると24日、管理する森下淳平調教師が明かした。

 森下調教師によると「21日の1週前追い切り後に、両鼻から出血の症状が見られました。これまでで初めてで、ひどくはないですが、大事を取って使うべきではないと判断しました。これからさらに強くなる可能性のある馬ですし、残念ではありますが、しっかり休ませれば、後を引かず治せるレベルなので」とした。

 父バンブーエール、母ウートゥルメール(父マンハッタンカフェ)、北海道浦河町の大北牧場生産の同馬は、2023年5月に大井でデビュー。4戦無敗で迎えた同年10月の重賞、ハイセイコー記念を、後続に8馬身差をつける圧勝を飾り、3歳ダート戦線の主役になるかと思われたが、爪の外傷などで、今年の春シーズンを全休。復帰戦となった7月の赤兎馬賞、8月の重賞、黒潮盃を圧勝して、ダートグレード3冠最終戦の注目馬に挙げられていた。

 今後については未定で、放牧に出て馬の状態を第一に、立て直される予定だ。

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