【毎日王冠】重賞2勝のローシャムパークは精神面に進境 陣営「春よりも総合的にみていい」

ローシャムパーク
ローシャムパーク

◆第75回毎日王冠・G2(10月6日、東京競馬場・芝1800メートル=1着馬に天皇賞・秋への優先出走権)10月1日、美浦トレセン

 秋初戦を迎えるローシャムパーク(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー)は、全休日明けのこの日、坂路2本を駆け上がった。1本目が4ハロン67秒7で、2本目はややペースを上げて58秒1だった。

 昨年の函館記念、オールカマーの重賞2勝馬。今夏の宝塚記念(5着)以来の実戦に向け、山崎助手は「前走のダメージがあって放牧で回復。大きいところの前に一度使える状態ということで毎日王冠からになりました。前走はゲートが遅い、二の脚がつかない、促して引っかかる、自分のペースで行ってしまうと走りの雑さが敗因に。カイ食い、気持ちがもろい面も徐々に解消してきて、以前よりも落ち着いて過ごせている。春よりも総合的にみていい」と進境を感じている。

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