【東京3R・2歳新馬】マリブオレンジがスピード生かしてデビューV 福永祐一厩舎は京都2Rと2歳戦連勝

デビューVを飾ったマリブオレンジ(右)(カメラ・荒牧 徹)
デビューVを飾ったマリブオレンジ(右)(カメラ・荒牧 徹)

 10月6日の東京3R・2歳新馬(ダート1600メートル=16頭立て)は、2番人気の外国産馬マリブオレンジ(牝2歳、栗東・福永祐一厩舎、父ヴェコマ)が、好位からしっかりと脚を伸ばしてデビューV。勝ち時計は1分36秒8(重)。

 

 好発を決めて道中は4番手。直線に入って内に飛び込んで抜け出すと、2着馬に並ばれることなくゴールを駆け抜けた。岩田望来騎手は「ゲートも速かったし、2列目で競馬を教えながらいい競馬ができた。2着のジューンエオスには先週乗る予定で除外。これも走ると思っていたので、待つより先に前へ出て押し切るイメージで乗りました」としてやったりの表情。福永祐一調教師は「(京都2Rを勝ったランフォーヴァウも)オーナーに買ってもらった馬だったので勝利を挙げてくれてよかった。マリブに関しては短距離指向が強いので、距離がもつように調整。スタートが速いけど、前に馬を置いてキックバックを受けてもらう要望通りの競馬。上手に初戦を終えてくれた」とデビュー戦の内容を評価した。次走は未定。

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