JRAと地方競馬の若手騎手が腕を競い合う「2024ヤングジョッキーズシリーズ・トライアルラウンド」の西日本地区第4戦目が10月9日、笠松競馬場で騎手10人が参戦して行われた。JRAの田口貫太騎手=栗東・大橋勇樹厩舎=が2連勝を決めた。
7Rの第1戦(C級特別、ダート1400メートル)は、1番人気のバッドゥラパン(牝6歳、笠松・川嶋弘吉厩舎、父トゥザグローリー)に騎乗し、4コーナー2番手から押し切ってV。9Rの第2戦(B級特別、ダート1400メートル)でも、4番人気のゼンダンクラージュ(セン5歳、笠松・柴田高志厩舎、父ラブリーデイ)で快勝。2番手から進め、逃げ粘るミトノシャルマンを最後の直線でかわした。
父母ともに笠松の元ジョッキー(父・輝彦さんは現調教師)の田口騎手。24年のYJSトライアルラウンドは、この日が最初の騎乗だった。60ポイントを獲得してJRAの西日本では、橋木太希騎手(80ポイント)、河原田菜々騎手(65ポイント)に続く3位に浮上。この後は10月29日の金沢競馬場での西日本最終トライアルラウンドが控えている。
YJSファイナルラウンドは12月12日に園田競馬場、12月14日に中京競馬場で行われる。