9日に三木ホースランドパーク(兵庫県)で行われた、《SAGA2024国民スポーツ大会》馬術競技会の第6競技「成年男子 ダービー競技」を、トゥアイクリスタルで制した小牧加矢太騎手=栗東・音無秀孝厩舎=が10日、栗東トレセンでいつも通り調教に騎乗。「(JRAの)関係者のみなさんも気にしてくれていましたし、(今朝は)たくさん祝福してもらいました。来年の滋賀国民スポーツ大会と会場が同じですし、どれだけできるのか確認するために出場しました」と笑顔を見せた。
全長770mのコースに18障害(20飛越)が置かれた長丁場のダービー競技で、コースには水濠やバンケットなどダービーならではの障害物も設置。19人馬が出場して減点0が2人馬だったため、横山瞬選手&モナベールとの一騎打ちのジャンプオフをノーミスで制して優勝した。公益社団法人「日本馬術連盟」のホームページでは「障害レースにはダービーはないのですが、今日はいい馬に乗らせてもらって無事にダービージョッキーになることができました! 馬術と競馬の距離がもっと近くなるといいなという思いで競技に出場しています。来年の滋賀国スポに向けて弾みがついたと感じました」とコメントしていた。