10月19日の京都4R・2歳新馬(ダート1800メートル=16頭立て)は、単勝14番人気の伏兵ビーコ(牝、美浦・竹内正洋厩舎、父ベストウォーリア)が逃げ切り、波乱を呼んだ。勝ち時計は1分56秒0(稍重)。
五分のスタートから二の脚をつけてハナを奪い、レースを引っ張った。道中はマイペースを刻み、直線で外から猛然と追い込んできた2着バレンシア(Mデムーロ騎手)を首差振り切り、デビューVを飾った。長岡禎仁騎手は「(竹内)先生から馬の特徴を聞いていました。厩舎サイドがよく仕上げてくれて、粘り強く、いい競馬をしてくれました。手応え、リズム良く運べましたし、最後もいい脚を使ってくれました」と振り返った。
ビーコの勝利で、単勝は1万4900円、2着が4番人気、3着エマージェンスが8番人気で、3連単は238万1550円の高配当だった。