【天皇賞・秋】23年皐月賞馬ソールオリエンスはスタイル貫く 手塚調教師「もう好位を取りに行くこともない」

ソールオリエンス
ソールオリエンス

◆第170回天皇賞・秋・G1(10月27日、東京・芝2000メートル)

 ソールオリエンス(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック)は、昨年の皐月賞を制した豪脚を生かして、2つめのG1タイトルを狙う。

 菊花賞3着後の有馬記念、中山記念、大阪杯では、いずれも馬券圏外に沈んだが、前走の宝塚記念で2着と復調気配を示した。

 17日に美浦・Wコースで行われた1週前追い切りでは、大きく先行したベストフィーリング(5歳3勝クラス)を楽々と抜き去る豪快な伸びで、ラスト1ハロンは10秒9をマークした。手塚貴久調教師は「前走の脚が良かったし、いい意味で宝塚記念と変わりない。もう好位を取りに行くこともないので、じっくり構えていければ」。馬のスタイルを変えることなく、本番に挑む。

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