【天皇賞・秋展望】年内で引退のドウデュース順調もリバティアイランドほか実力馬多数

天皇賞(秋)の出走予定馬。※騎手は想定
天皇賞(秋)の出走予定馬。※騎手は想定

 第170回天皇賞・秋・G1は10月27日、東京競馬場の芝2000メートルで行われる。

 ドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)は一昨年の日本ダービー馬で、昨年は有馬記念を制覇。今年はドバイ・ターフが5着、宝塚記念は6着と勝利を手にできていないが、このレースに向けて調整は順調。1週前の栗東・CWコースで6ハロン79秒9―11秒0の好時計を楽々とマークして騎乗した武豊騎手をうならせた。今年いっぱいでの引退が決まっており、まずは伝統のG1で新たなタイトルを手にしたい。

 リバティアイランド(牝4歳、栗東・中内田充厩舎)も昨年の牝馬3冠後は勝ち星から遠ざかっているが、ジャパンC2着、ドバイ・シーマクラシック3着と上位争いは続けており能力は確か。

 レーベンスティール(牡4歳、美浦・田中博康厩舎)は前回のオールカマーが重賞3勝目。満を持しての国内G1初挑戦となる。昨年2着のジャスティンパレス(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)も能力的にひけをとらない。

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