【東京4R・2歳新馬】タガノバビロン差し切りV 坂井瑠星騎手はJRA通算500勝達成

JRA通算500勝を達成した坂井瑠星騎手(カメラ・高橋 由二)
JRA通算500勝を達成した坂井瑠星騎手(カメラ・高橋 由二)
デビュー戦を勝利で飾ったタガノバビロン(カメラ・荒牧 徹)
デビュー戦を勝利で飾ったタガノバビロン(カメラ・荒牧 徹)

 10月27日の東京4R・2歳新馬(ダート1600メートル、16頭立て)は、2番人気のタガノバビロン(牡2歳、栗東・西園翔太厩舎、父ヘニーヒューズ)が中団から力強く抜け出し初陣を飾った。勝ちタイムは1分38秒9(良)。

 スタートを五分に決めると道中は7番手を追走。最後の直線は抜群の手応えで前との差を詰めると、追い出してからもう一段ギアを上げ、上がり3ハロンはメンバー最速タイとなる36秒2を繰り出して2馬身差をつけた。

 JRA通算500勝となった坂井瑠星騎手は「きょう初めて乗せてもらって、まだまだ緩くて完成は先かなという印象です。新馬としてはいろいろ経験できたなかで、いい内容だったと思います」と語った。

 節目の勝利については「昨日であと1勝となり、結構周りからも言われていたのできょう達成できて良かったです。初めて東京競馬場で模擬レースに乗ったことをすごく懐かしく思います。今、JRA年間99勝なのでもしかしたらこの後もう1回来るかもしれないですが、懲りずにまた集まってもらえたらと思います。これまでたくさんの馬に乗せて頂いて、関係者と馬のおかげで500勝を達成することができました。来週はアメリカでブリーダーズカップもありますので、しっかり一鞍一鞍頑張って技術の向上に努めたいと思います」とコメントした。

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