【有馬記念】人気者のディープボンドが元気ハツラツで「すごくいい状態」 最後までスピード落ちず

単走で追い切るディープボンド
単走で追い切るディープボンド

◆有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)追い切り=12月18日、栗東トレセン

 4度目の有馬記念挑戦となるディープボンド(牡7歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)はCWコースで6ハロン82秒3―11秒5でいっぱいに追われた。幸英明騎手が追い出すと、最後までスピードの落ちない走りで駆け抜けた。幸騎手は「全体で83秒くらいの予定だったので、思ったような調教ができました。先週の時点でいい仕上がりでしたが、すごくいい状態です」と笑顔で話した。

 前走の京都大賞典2着後、ジャパンCは無理せずパス。ここを目標に順調に乗り込まれた。「中山には実績もありますし、折り合いに不安がないので乗りやすい。楽しみなレースです」と鞍上。体調は万全なだけに、得意のロングスパートがはまれば見せ場以上もありそうだ。

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