◆第69回有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)追い切り=12月18日、美浦トレセン
前走のアルゼンチン共和国杯を快勝して、白毛馬として史上初めて暮れの大一番に挑むハヤヤッコ(牡8歳、美浦・国枝栄厩舎、父キングカメハメハ)は、吉田豊騎手が手綱を執って最終追い切りを行った。美浦・Wコースで内サトノトルネード(4歳2勝クラス)に先行する形からスタートして、5ハロン66秒0―12秒6で最後は遅れてフィニッシュした。
吉田豊騎手は「先週けっこうやったということで、テンはゆっくりいければよかったんですけど、無理せずに相棒を追いかけ過ぎないようにいきました。元気いっぱいだと思います」と振り返った。鞍上は04年のハイアーゲーム(6着)以来、20年ぶり4度目の有馬記念挑戦となる。「楽しみにしています。最後の大きいレースに乗せてもらえて、馬の力を出せるように頑張ります」と、言葉をかみ締めた。