小倉11R・小倉牝馬ステークス・G3・馬トク激走馬=コスタボニータ
24年の福島牝馬Sを制したイスラボニータ産駒。G1初挑戦となったエリザベス女王杯は9着だったが、勝ち馬をマークしながら運んで、直線しぶとく伸びた内容は悪くなかった。松山騎手も「大外枠だったが、いいレース。最後は横一線で、差のないところまでよく頑張った」と評価した。2200メートルはやや長い印象もあっただけに、2000メートルの方が条件的に向いている。
前走後は1月4日に外厩・山元TCから帰厩し、栗東CWコース、坂路で時計4本。直前の坂路は今回初コンビを組む藤岡佑介騎手が騎乗し、回転の速い抜群のフットワークで駆けた。状態は高いレベルで維持できている。小回り得意で、56キロも克服済み。ペースメーク力の高さを生かした立ち回りがかなえば勝機も十分だ。