1月25日の中山11R・初富士S(4歳上3勝クラス、芝2000メートル=17頭立て)は、京成杯でダノンデサイル、アーバンシックに次ぐ3着の実績があるコスモブッドレア(牡4歳、美浦・小野次郎厩舎、父ゴールドシップ)がオープン入りを決めた。勝ち時計は2分0秒7(良)。
向こう正面に入ったところでレイチェル・キング騎手は積極策を選択してハナへ。2着のルクスビッグスターと長く続いた叩き合いを首差で制した。キング騎手は「厩舎からはレース前に、瞬発力より長く脚を使うタフな馬と相談があった。ペースが遅くなりそうだったので、自分から動いていった。(残り)900メートルくらいからプレッシャーを受けたけど、馬がファイトを見せてくれた」とたたえた。小野次郎調教師も「うまい」と舌を巻くキング姐さんの手綱さばきがパートナーを勝利へ導いた。