和田竜二騎手の息子 和田陽希騎手がデビュー18戦目で初勝利 「外に持ち出してから、風のように気持ちよかった」

中京3Rで初勝利を挙げた和田陽希騎手(左から3人目)とエコロスパーダ(カメラ・山本 武志)
中京3Rで初勝利を挙げた和田陽希騎手(左から3人目)とエコロスパーダ(カメラ・山本 武志)

 和田陽希(はるき)騎手=栗東・杉山晴紀厩舎=が3月22日の中京3R・3歳未勝利(ダート1900メートル=12頭立て)でエコロスパーダ(牡、栗東・大久保龍二厩舎、父リアルスティール)に騎乗して1着となり、デビュー18戦目でJRA初勝利を挙げた。勝ち時計は2分2秒2(良)。

 道中は好位からの追走。直線では馬群に包まれる場面があったものの、外に切り替えてからはグイッと加速し、2馬身差をつける完勝だった。

 3月1日のデビューから18戦目でつかんだ初勝利。ファンからの歓声を受けたレース後には、9日にひと足早く初勝利を挙げていた田山旺佑(おうすけ)騎手=栗東・新谷功一厩舎=から記念品をもらった。「最高ですね。(田山から記念品をもらい)先に1勝されてしまったので悔しい気持ちもありますが、うれしかったです。自信を持って乗りました。外に持ち出してからは風のように気持ちよかったです」と笑みを浮かべた。

 父の和田竜二騎手=栗東・フリー=はこの日、阪神で騎乗。「やはり感謝の気持ち、ありがとうと言いたいです」。これからも偉大な父の背中を追いかけ、目標の新人王を目指していく。

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