記者コラム - 松末守司 緩急自在

　休みを利用して、国立博物館で開催されているＪＲＡ７０周年特別展示「世界一までの蹄跡」を観覧した。競馬の歴史、絵画や貴重品が展示されているほ

　新潟千直の夏の風物詩と言えばミルファームの多頭数出しだが、先週開幕した秋の新潟でもシュラフ（２歳未勝利）が勝利した。多頭数出しとはいかない

　最近、私の住む浅草で新規オープンの店なのに「浅草名物」と掲げている店が結構ある。しかも、開店初日から「人気ナンバーワン」の文字が。チェーン

　【東京１１Ｒ・サウジアラビアロイヤルカップ】レース名がいちょうＳだったころを含め、勝ち馬からのちのＧ１馬が誕生する出世レース。最近は早めに

　日本ダービーで９着だったシックスペンス（牡３歳、美浦・国枝栄厩舎、父キズナ）の反撃に注目している。　無傷３連勝で挑んだ前走は、スタートから

　雨が降ると言えば、降らないし、降らないと言えば降ったりと、気象予報士はきっと昨今の天気予報には四苦八苦していると思う。取材量が的中につなが

　昨年、北海道開催デビュー組で、強烈なインパクトを受けたレガレイラがその後、ホープフルＳを勝ち、ステレンボッシュは桜花賞を制した。古くはナリ

　一昨年の２着馬ウインマーベル（牡５歳、美浦・深山雅史厩舎、父アイルハヴアナザー）は、悲願へピタリと照準を合わせてきた。　３年連続の参戦で一

　スカイツリーの横に真ん丸のお月さま―。１７日は中秋の名月ということで家のベランダで月見酒をした。「きれいだな」、思わずつぶやくと横にいる妻

　今年はどうもツイてない。と言うことで、浅草神社に厄払いに行った。平日なのですいていると思いきや待合室は満杯だった。こんなにも神頼みな人が多

　夢が広がった。愛チャンピオンＳで３着に入ったシンエンペラーのことだ。最大目標はあくまで凱旋門賞。欧州のトップがそろうここである程度の走りを

　【中京１１Ｒ・ローズステークス】過去、オークスからの直行組が勝った年もあれば、条件戦を勝ったばかりの馬がアッと言わせた年もあり、夏を越して

　最近、諸事情により手紙を書くことが多いが、時候のあいさつで頭を悩ませる。この時期は「秋涼」、「新涼」などの季語を用いるが、連日の猛暑でその

　札幌開催の最終週は、とんぼが飛び交い秋の気配を感じたが、都内に戻るとまだまだ暑い。秋競馬と言われても頭は簡単に切り替わらないが、中京は変則

　１０歳の時、父に連れられ有楽町マリオンで初めて見た洋画が「ネバーセイ・ネバーアゲイン」。「００７」シリーズの番外編だが、そこでみたボンドガ

　ＵＨＢ賞２着のキミワクイーン（牝５歳、美浦・奥村武厩舎、父ロードカナロア）の末脚は、長い中京の直線でさらに生きるとみる。　昨年の函館スプリ

　【札幌１１Ｒ・タイランドカップ】取材中、期せずして美味しい話が舞い込んでくることがある。札幌２歳Ｓに出走したモンドデラモーレの話し中、千葉

　武豊騎手の初の北海道リーディングの可能性が高まり、盛り上がる札幌最終週だが、調教師部門も須貝厩舎が２年ぶりの王座奪回が見えてきている。須貝

　２戦２勝のアスクシュタイン（牡２歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ドゥラメンテ）の経験値は大きな武器になる。　２連勝がともにワンサイドゲーム。デビ

　【札幌１１Ｒ・キーンランドカップ】もう同じ轍（てつ）は踏まない。昨年、ナムラクレアの雰囲気が抜群だったにもかかわらず馬券的な思惑が働いて対

　札幌取材にきているが、旧友との待ち合わせに遅刻した。タクシーがつかまらなったこともあるが、札幌駅は北海道新幹線延伸などの工事で以前は通れた

　バカは風邪をひかない―。幼少期から周囲に言われ続けてきたほど、病気にならない強い体が自慢だった。それが、先週に体調を崩してから、なかなか回

　パリ五輪が終わりロスに陥っていたが、ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅が夏のＧＰで３季ぶりに優勝を果たしたニュースが８月１４日に飛

　【新潟１０Ｒ・稲妻ステークス】新潟の千直は、なによりも適性がものをいう舞台。当舞台で２勝を挙げるクムシラコで勝負する。　格上挑戦だった前走

　２年ぶりの新潟取材だった先週のレパードＳは、勝ったミッキーファイトは本命だったが、２着馬は痛恨の抜け。先行有利の新潟ダート９ハロン戦で差し

　パラダイスＳ（４着）で不利に泣いたロジリオン（牡３歳、美浦・古賀慎明厩舎、父リオンディーズ）の反撃に注目したい。　初の古馬相手だった前走の

　２年ぶりの新潟取材で、転勤でこちらにいる競馬好きの友人と再会したが、さっそく暑熱対策の話題に。北海道開催を増やすだのナイター開催をするだの

　先週末、隅田川花火が開催された。心を奪うほどの輝きを放ちながらも一瞬で消えてなくなる花火を、人生に置き換える人もいるが、「人」、「夢」で「

　パリ五輪が開幕した。競技はもちろん、私は大会マスコットにも注目している。毎回、大会のテーマが込められているが、今大会はフリジア帽をモチーフ

　大事に育ててきた自宅の観葉植物の元気がない。その話を先日、知り合いにすると「運気が低迷しているのかも」と言われた。スピリチュアルなことはあ

　【札幌９Ｒ・ＨＢＣ賞】今年、函館で一番と言っていいインパクトがあったのが◎ナムラローズマリー。未勝利勝ちの時計１分７秒９は今年の函館・芝１

　毎年そうだが、充実した函館出張を終えるといつも「函館ロス」に陥る。暑さもあって頭はボーっとしているが、北の大地での残像だけはいまだ頭に色濃

　良血ショウナンサムデイ（牝２歳、美浦・奥村武厩舎、父サートゥルナーリア）に注目している。　母は２０１４年の秋華賞、２０１５年のジャパンＣを

　２１回目の函館取材も最終日です。記者席から望む津軽海峡から吹く心地よい風に癒やされた３週間。どれだけ飲み屋街の本町に出ても体は快調だから不

　東西のトップ騎手がひしめく北海道シリーズは毎年、経験を積んだ若手が飛躍する地でもある。先週、ＪＲＡ通算１００勝を達成した永野騎手もその１人

　母の弟に種牡馬として活躍するシルバーステートがいる良血ヴーレヴー（牝２歳、栗東・武幸四郎厩舎、父サトノクラウン）は、スケール感たっぷりの逸

　今週末も福島で騎乗する松岡騎手が、金曜日に函館競馬場に姿を見せた。５頭の調教に乗るためだけに来函し、騎乗が終わるとレースに乗る騎手仲間に感

　人気アニメ「名探偵コナン」にラッピングされた函館市電に乗った。映画の舞台になり聖地巡礼で沸いていると聞いていたが、車内は意外にも静か。そう

　今年も函館に滞在している武豊騎手は、先週までで６勝を挙げリーディングトップに立っていたが、２９日も勢いは止まらず３勝を積み重ねトップを死守

　２１回目の函館出張です。もう今年はいいかなと思ったりもしたが、行きつけの店に行き「お帰り～」と言われればまんざらでもない。名物のイカは不漁

　高台にある妻の実家は、行きの上りはつらいが、帰りの下りは楽。勢いをつけて下りていけば若い時をほうふつとさせる？　くらいの末脚を発揮する。今

　週末は競馬の他に陸上の日本選手権・混成競技も行われる。混成は２日間で１００メートル、跳躍や投てきなど男子は１０種目、女子は７種目で競う過酷

　関東地方が猛暑日となった１４日の美浦トレセンでの朝取材。急な暑さに体がついていけずペットボトルの水を頭に当てていたら、国枝調教師が小走りで

　６月１０日で２４歳になった原騎手。周囲に祝福されると「ありがとうございます」と笑顔を見せたが、今後の抱負を聞くと表情を引き締めた。「乗り方

　好仕上がりを見せる良血チギリ（牝２歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父レッドファルクス）は、いきなりから注目したい逸材だ。　美浦トレセンに入厩後、坂

　先週から古馬と３歳馬の混合戦がスタート。夏競馬が開幕したことを実感するが今年も３歳馬狙いは通用するのか？　ある調教師が「育成技術が上がり、

　「まだ来ないの？」―。函館開催が開幕すると行きつけの店主や友人からのＬＩＮＥが結構、多くくる。素朴でほのぼのした雰囲気が何とも言えず心地よ

　昨年のスワンＳ勝ち馬のウイングレイテスト（牡７歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父スクリーンヒーロー）は、初の６ハロン線が吉と出るとみている。　集中

　先週、昨年末で引退したあるアスリートの「お疲れ様会」に出席した。４月から営業職に配属されスーツを着て走り回っているという。３０歳を過ぎての

　競馬に携わるすべての人にとって日本ダービーは憧れですが、予想は「憧れるのを止めましょう」。大リーグの大谷の言葉を借りれば、やっぱり憧れでは