【青葉賞・松末の特注馬】ウインマクシマムがダービー出走権取りへ必勝態勢 馬具工夫で松岡正海騎手が自信

4月18日に1週前追い切りを行ったウインマクシマム(右、馬上は松岡正海騎手)
4月18日に1週前追い切りを行ったウインマクシマム(右、馬上は松岡正海騎手)

◆第31回青葉賞・G2(4月27日、東京競馬場・芝2400メートル=1、2着馬に日本ダービーの優先出走権)

 ゆりかもめ賞勝ちのウインマクシマム(牡3歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父キタサンブラック)は、大舞台に向けてここは通過点とみている。

 折り合い面など課題があるが、今回はハミを換えてくる。1週前追い切りは、リングハミで調教を行ったが、中間の調教でトライアビットを試すと鞍上の鞍上の松岡正海騎手は「すごく良かった」と好感触を得ている。

 昨年のホープフルSこそ12着だったが、前走はハナに行ってそのまま押し切る強い内容。もともと2歳時から鞍上が評価していた素質馬で、松岡騎手は「ダービー行く前提で馬をつくっている」とここは通過点にすぎない。2着以内に与えられるダービー出走権をしっかりつかみ、大舞台に胸を張っていく。

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