◆阪神C追い切り(20日・美浦トレセン)
第12回阪神C・G2(23日、阪神)に出走するイスラボニータが20日、美浦・Wコースで最終追い切りを行った。皐月賞など重賞5勝を挙げた実力馬は、今回が引退レースで有終の美を飾るか。
単走馬なりで67秒1―12秒7をマーク。大きな跳びのフットワークを繰り出し、状態面の良さをアピールした。栗田博調教師は「先週(は併せ馬で)やってますし、今週はそれほど無理はさせない。伸びやかなフットワークだね」とうなずいた。
前走のマイルCSは直線で他馬と接触した不利が響いた。5着という結果は決して力負けではない。栗田博師は「あれはバランスを崩しちゃったからね。1ハロン短くなって対応できるか」と底力を信じていた。