西山の土曜注目馬【東京11R・京王杯スプリングC】

 【東京11R・京王杯スプリングカップ】◎ウインマーベルから入る。前走の高松宮記念はスタートこそ五分に出たが、重馬場でのめって行き脚がつかず、力を出し切れないまま12着に終わった。

 久しぶりの6ハロンで流れに乗りきれなかった面もあったが、得意距離に戻れば見直す余地は十分ある。昨年は高松宮記念10着から当レース2着と一変。それ以降の7ハロン重賞もスワンSが5着。阪神Cと阪急杯は連勝と、1400メートル戦での安定感は一枚上だ。

 中6週と適度に間隔が空いていることもあり、前走の疲労は回復。1週前には美浦・Wコースで一杯に追われて6ハロン81秒5―11秒4の好時計をマークした。ひと追いごとに素軽さも増しており、得意の7ハロンで消化不良だったG1のうっぷんを晴らす。

 リュミエールノワルは精神面の成長と7ハロンに投入したタイミングが合致して、昨年末から一気の3連勝。引き続き最も力を出せるワンターンの左回りなら重賞初挑戦でも侮れない。異例の美浦滞在で挑むスズハロームも昇級初戦だが、末脚比べになればオープンでもひけをとらない。

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