5月11日の東京4R・3歳未勝利(芝2000メートル=17頭立て)は5日に怪我から復帰したクリストフ・ルメール騎手が騎乗したトライデントスピア(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父ダイワメジャー)が、直線で抜け出して完勝した。勝ち時計は2分1秒5(良)。
4戦目で復帰後の初勝利となったルメール騎手。道中は馬のリズムに合わせて中団を追走。徐々にポジションを上げると、直線で危なげなく抜け出して2着ワーキングアセットに1馬身3/4差をつけた。
ルメール騎手は「まだ緩いけど、スタミナがあって能力を感じた」。自身については「早めに勝つことで自信が戻ってくる。乗ることができずフラストレーションが大きかったし、G1シーズンなので早めにいい調子を取り戻したいね」と笑顔で汗をぬぐった。