【福島記念】クレッシェンドラヴ、4度目挑戦で重賞初制覇!林徹調教師も初の重賞タイトル

外から差し切ったクレッシェンドラヴ(左)が重賞初制覇
外から差し切ったクレッシェンドラヴ(左)が重賞初制覇

◆第55回福島記念・G3(11月10日・芝2000メートル、福島競馬場、良)

 第55回福島記念・G3は10日、福島競馬場で行われ、1番人気のクレッシェンドラヴが4度目の挑戦で重賞初制覇を飾った。内田は現役14人目となる重賞50勝目。林徹調教師は延べ5頭目で初の重賞タイトルを手にした。

 “だんだん強く”なった5歳馬がついに頂点に立った。中団追走から4角では3番手まで進出。「最後まで伸びてくれと思っていた」と内田の願いをこめたムチに応えて、外から一気に抜け出した。

 以前は追い込み一辺倒だったが、中団で折り合った前走のオールカマー(5着)で競馬の幅が広がった。「5歳になっても心身ともに成長して進化しているのをうれしく思います」と林調教師。クレッシェンドの馬名通りまだまだ強くなる。

 ◆クレッシェンドラヴ 父ステイゴールド、母ハイアーラヴ(父サドラーズウェルズ)。美浦・林徹厩舎所属の牡5歳。北海道新ひだか町・木村秀則氏の生産。通算成績は20戦6勝。重賞初勝利。総収得賞金は1億4684万4000円。馬主は広尾レース(株)。

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