【東京11R・メイステークス】◎プレサージュリフトから入る。前走の京都牝馬Sはリズムよく運べていたように見えたが、4角2番手から迎えた直線は追い出してからの反応がなく失速。案外な結果に終わったが、差し馬が上位を占めた結果から見た目以上に先行勢には厳しい流れだったと推測でき、距離も忙しかった印象だ。
中間は放牧を挟んで立て直しを図り、美浦に帰厩後はじっくりと乗り込まれてきた。先週、今週とWコースで活気ある動きを披露しており、ひと追いごとに上昇している。東京はクイーンCでのちの2冠牝馬スターズオンアースを負かしており、古馬になってからも東京新聞杯3着。3走前の府中牝馬Sも5着とはいえ0秒3差。これまでの重賞実績を考えればリステッドでは負けられない。
シルトホルンも昨年のラジオNIKKEI賞2着と重賞で好走歴がある。前走も0秒3差5着と堅実に走れているが、全2勝の東京なら首位争いに絡める。クルゼイロドスルにとって前走の中山マイルは忙しかった。1ハロン延長で本来の先行策がかなえば一変がある。