【ユニコーンS】カフェファラオが5馬身差の圧勝でデビュー3連勝 レーン「能力、ポテンシャルはまだ全部見せていない」

無傷の3連勝でユニコーンステークスを制したカフェファラオ(カメラ・池内 雅彦)
無傷の3連勝でユニコーンステークスを制したカフェファラオ(カメラ・池内 雅彦)

 ◆第25回ユニコーンS・G3(6月21日、東京・ダート1600メートル、稍重)

3歳限定のダート重賞は16頭で争われ、1番人気のカフェファラオ(牡、美浦・堀宣行厩舎、父アメリカンファラオ)がダミアン・レーン騎手を背に5馬身差で圧勝。好位2番手から直線半ばから抜け出すと、後続を突き放し、デビュー3連勝で重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分34秒9。

 3番人気のデュードヴァン(ミルコ・デムーロ騎手)が外から差し脚を伸ばして2着に浮上。さらに1馬身3/4差の3着には、11番人気のケンシンコウ(酒井学騎手)が入った。

 ダミアン・レーン騎手(カフェファラオ=1着)「いいスタートを切った。すぐ2番手につける考えはなかったけど、スタートが良くて、最初にスピードを出して、馬のエネルギーを使った。(番手に)つけるのに脚を使ったけど、(番手に)つけてからリズムよくゆっくりしたペースになって良かった。直線に入ってからはリズムよく運べた。リラックスしすぎたくらいですね。(直線では)最初の方に脚を使いすぎたんじゃないかと心配になったけど、残り300メートルからの反応は素晴らしかった。最初に脚を使ったけど、最後まで脚を使えるのは素晴らしい。馬はまだ(レースが)3回目。毎回成長を見せているし、さらにステップアップした。とにかくこの馬の能力、ポテンシャルはまだ全部見せていない。馬の状態を確認しながらだが、(今後の出走レースについては)どんなオプションも考えられる。この何週間か無観客で、ファンは家から応援していると思うけど、もっともっと楽しんでもらいたい。またすぐ競馬場で会えることを望んでいます」

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