
12月11日の中山5R・2歳新馬戦(芝1800メートル、12頭立て)は11番人気のポケットシンデレラ(牝2歳、美浦・青木孝文厩舎、父エピファネイア)が逃げ切りでデビュー戦を飾った。勝ち時計は1分50秒6(良)。
五分のスタートを決めると外めの11番枠からハナへ。道中は1分3秒6のスローペースに持ち込むと、最後の直線でも脚いろは衰えないまま、迫るパトリックハンサム(3番人気)に半馬身差をつけてゴールした。
菱田裕二騎手は「新馬ですけど物見などは一切なく前向きでした。返し馬でも真面目さを感じて強気な競馬をしました。スタートを出て周りが行きそうになかったので(ハナへ)行きました」と納得の表情。
管理する青木孝文調教師は「線が細いところもありましたが、きれいな馬場ならやれると思っていました。4コーナーを回っていく感じも良かった。入厩から1か月ぐらいだし、線の細さもある中で上積みもあるのではないでしょうか」と成長を期待した。