【スワンステークス展望】充実一途のスズハロームが中心も、混戦模様で多くの馬にチャンスあり

スワンステークスの登録馬。※騎手は想定
スワンステークスの登録馬。※騎手は想定

 第67回スワンステークス・G2が10月26日、京都競馬場の芝1400メートルで行われる。

 マイルCSの前哨戦だが、有力馬が直行か19日の富士Sを選択したため、ここは混戦模様に。スズハローム(牡4歳、栗東・牧田和弥厩舎)は近2走が京王杯SC3着→CBC賞2着と重賞Vまであと一歩。前走は初の1200メートルにも対応できたが、3勝をマークしている得意の距離に戻ってチャンス。17日の1週前追い切りも、CWコースで鮫島駿騎手を背に抜群の動きだった。

 古豪ウインカーネリアン(牡7歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)は高松宮記念で4着と、先行力に衰えはない。ハナを切れれば、直線が平坦な京都で粘り込みもありそう。

 3連勝中の上がり馬クランフォード(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)は前走でレコード勝ち。スピードはここでも通用する。アグリ(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)はサウジからの帰国初戦の前走は見せ場がなかったが、一度使われて本来の走りができれば巻き返せる力がある。

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