【東京3R・2歳未勝利】プレシャスデイが鋭く差して初V おじはダートの実力馬がズラリ

初勝利を飾ったプレシャスデイ(カメラ・荒牧 徹)
初勝利を飾ったプレシャスデイ(カメラ・荒牧 徹)

 10月20日の東京3R・2歳未勝利戦(芝1800メートル=10頭立て)は、1番人気のプレシャスデイ(牡、美浦・伊坂重信厩舎、父ニューイヤーズデイ)が、デビュー3戦目で待望の初勝利を挙げた。伯父に08年のフェブラリーSを制するなどダート界で一時代を築いたヴァーミリアンをはじめ、サカラートやソリタリーキングなどの重賞勝ち馬がいる血統。勝ち時計は1分50秒0(良)。

 大外の10番枠から五分のスタートを決めて、道中はリズム良く後方に構えた。3、4コーナーで徐々に前との差を詰めると、直線では上がり最速33秒5の切れ味を発揮して鋭く差し切った。

 横山武史騎手は「すごく返し馬からいい馬だと感じていました。この枠でしたし、スムーズに立ち回れて、最後も余裕のある感じで完勝でした。上のクラスでもやれると思いますし、先々が楽しみだと思います」と、笑顔で勝利を振り返った。

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