【次回注目馬】マリスドランジュは初障害で好内容 植野貴也騎手「来年が楽しみ」

初の障害レースに臨んだマリスドランジュ
初の障害レースに臨んだマリスドランジュ

◆マリスドランジュ(12月28日、阪神4R障害3歳上未勝利・障害2970メートル、14頭立て=2着)

 初障害となった今回、道中は先頭でレースを引っ張る形。スムーズな飛越で周回し、最後のダートの直線でも脚を伸ばしていたが、ゴール寸前でポルタフォリオ(北沢伸也騎手)に差されて鼻差の惜敗だった。それでも3着(エミーリオ)に5馬身の差をつけており、十分にめどは立った。

 植野貴也騎手は「平地力があり、飛越は無難。障害の前で加速できるので、強弱がつけやすいですね。押し出されてハナになったけど、前に馬を置いて運べたら、もっと脚がたまると思います。阪神で、初障害でこれだけ走ることができたので、来年が楽しみです」と大きな期待を寄せた。

 今回は13番人気で92・5倍。次回は一転して人気になることが予想されるが、順調なら障害初勝利が期待できる。(内尾 篤嗣)

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