母カレンチャンのロードカナロア産駒 良血馬のカレンモエが現役引退

シルクロードステークスで7着で終わったカレンモエ
シルクロードステークスで7着で終わったカレンモエ

 母にスプリントG1・2勝のカレンチャンを持つ血統馬、カレンモエ(牝6歳、栗東・安田隆行厩舎、父ロードカナロア)が現役を引退することが2月25日、分かった。今後は北海道の社台ファームで繁殖牝馬になる予定。

 同馬は母だけでなく、2012、2013年の最優秀短距離ホースでG1・6勝の父ロードカナロアも管理していた安田隆行厩舎から2019年2月にデビュー。体質の弱さなどもあり、オープン入りは翌年の9月と遅かったが、同年の京阪杯など重賞で2着が3回。勝利こそなかったが、一線級で走り続け、前走のシルクロードS7着がラストランになった。通算成績は13戦4勝。

 安田隆行調教師は「高松宮記念(3月27日、中京・芝1200メートル)がラストランの予定でしたが、状態も上がってこなかったので無理をさせず、引退することにしました」と説明。両親ともに管理していた、ゆかりの血統馬だけに「何とか重賞を取らせてあげたかったですけどね。オープンでよく頑張ってくれました。今度はお母さんとして、いい子供を出してほしいです」と母親としての将来に期待していた。

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