22年、23年のJRA年度代表馬で、昨年から北海道の社台スタリオンステーションで種牡馬生活をスタートさせたイクイノックス(牡6歳、父キタサンブラック)の初年度産駒が誕生している。14日、社台コーポレーション白老ファーム(北海道白老町)がSNS「X」で伝えた。
同牧場で誕生したのは米G2・サンタマリアSを勝ったラフォルス(父パワー)を母に持つ牝馬。イクイノックスの初年度産駒は順調ならば、27年の夏にデビューを迎えることになる。
2023年のジャパンCまでG1・6連勝して引退したイクイノックスは種牡馬として初年度となる2024年シーズンは204頭に種付け。種付け料は24年、2シーズン目の25年、ともに2000万円に設定されている。
今後、注目牝馬が交配相手の産駒が続々と誕生の予定。2020年のジャパンCなどG1を9勝したアーモンドアイとの産駒の誕生予定日は2月23日。他にも2020、21年に宝塚記念連覇などG1を4勝したクロノジェネシス(以下予定日4月4日)、白毛のアイドルホースのソダシ(2月9日)、G1を5勝したドウデュースの母のダストアンドダイヤモンズ(4月24日)、昨年の2冠牝馬チェルヴィニアの母チェッキーノ(4月6日)、昨年の3冠牝馬リバティアイランドの母ヤンキーローズ(2月13日)、2019年の有馬記念など国内外でG1を4勝したリスグラシュー(4月20日)などとの産駒の誕生が控えている。