【ニューイヤーS】トロヴァトーレが力の違いで押し切る マーカンド騎手「能力は重賞級」

ニューイヤーSはトロヴァトーレがV(カメラ・安藤 篤志)
ニューイヤーSはトロヴァトーレがV(カメラ・安藤 篤志)

 1月13日の中山11R・ニューイヤーS(4歳上オープン・リステッド、芝1600メートル=16頭立て)は、1番人気のトロヴァトーレ(牡4歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父レイデオロ)が、リステッド初勝利を挙げた。勝ち時計は1分32秒3(良)。

 外の15番枠から前半は促して先行集団に取りついた。勝負どころの3、4コーナーで前との差を詰めていき、直線では力強く脚を伸ばして、2着のサンライズロナウドに3/4馬身差をつけた。

 マーカンド騎手は「外枠だったので、ある程度の位置へ出していこうと思っていた。ペースも遅くなると思っていたところ、結果的にペースは速くなったが、それで押し切ったのだから相当に強いと思います。能力は重賞級。これから楽しみです」と、勝ちっぷりにうなった。

 鹿戸調教師は「力通り。外枠でちょっと心配していたが、スムーズな競馬ができて本当に強かった。折り合いもよかったし、現状ではマイルが合っているのかな。まだ賞金が足りないかもしれないが、ゆくゆくは大きいところを目指していける馬だと思っている」と、期待に胸を膨らませた。

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