中京11R・シンザン記念・G3・馬トク激走馬=リラエンブレム
10月の京都マイルの新馬をメンバー最速タイの上がり3ハロン34秒4の末脚で抜け出したキズナ産駒。5番手から直線で2着に1馬身半差をつけたレースぶりは大物感にあふれていた。浜中騎手は「調教から手応えを感じていました。体質がしっかりしてくれば、いいところまでいけると思います」とコメントした。
ガリレオ産駒の母デルフィニア2は芝2800メートルの英G1・ロワイヤリュー賞2着馬。再度のマイル投入だが、距離が延びても対応可能な血統素地を備えている。
中間は先月14日に外厩・ノーザンファームしがらきから帰厩し、CWコース、坂路をまじえ理想的な調整過程。心身とも成長途上ではあることは確かだが、走り自体の質は高い。本格化はまだ先も、現状でも十分勝負になる素材だ。