【日経新春杯】ハミ受けに大幅な改善がみられるメイショウタバル 陣営「調教ではだいぶクリアできている」

メイショウタバル
メイショウタバル

◆第72回日経新春杯・G2(1月19日、中京・芝2200メートル、ハンデ)=1月14日、栗東トレセン

 有馬記念への出走がかなわず、ここに回ってきたメイショウタバル(牡4歳、栗東・石橋守厩舎、父ゴールドシップ)は全休日でも馬場入りを申請し、CWコースを約1周半。最後の1ハロンは17秒2で気持ちよく流した。上籠助手は「歩き方やダクのリズムがいい。ハミ受けが変わったね。がっつりと(ハミを)かんでいたが、下あごで取れるようになった」とうなずいた。

 10日の1週前追い切りでは、CWコースを80秒8―11秒2。騎乗した浜中俊騎手も好感触を持っていた。陣営は今回からハミをトライアビット(通常より制御力のあるハミ)に変えるなど、折り合いに苦労して16着に敗れた菊花賞からの反撃に向けて、対策を講じてきた。「調教ではだいぶクリアできている。あとはレースでどうかだね」と同助手。2走前の神戸新聞杯のように、スムーズなら重賞2勝の地力が黙っていない。

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