東京ハイジャンプ3着のオールザワールド(牡8歳、栗東・中竹和也厩舎、父キズナ)が、イギリス、アイルランドの障害競馬の祭典「チェルトナム・フェスティバル」(3月11日~14日、英チェルトナム競馬場)の初日のメインレースであるチャンピオンハードル・G1(芝約3300メートル)に登録を行ったことが1月15日、分かった。管理する中竹調教師が明らかにした。日本馬が海外の障害レースに出走すれば、1966年のフジノオー以来、2頭目。
中竹調教師は「日本馬でも通用するような距離だし、障害がハードルなので日本のフェンスのように飛べるのはいいと思う」と説明。「日本のようなスピード競馬じゃないから。僕もイギリスで乗ったことがあるけど、粘土質みたいな馬場。馬場と斤量がカギだね」と日本と異なる馬場と、約74キロの負担重量への対応を課題に挙げた。