【注目馬動向】ステイフーリッシュは宝塚記念を視野 秋は再び海外へ

ドバイ・ゴールドカップを制したステイフーリッシュ
ドバイ・ゴールドカップを制したステイフーリッシュ

 サウジアラビアのレッドシーターフハンデキャップ・G3に続き、ドバイ・ゴールドカップ・G2も制したステイフーリッシュ(牡7歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ステイゴールド)は、状態を確認してからとなるが、宝塚記念・G1(6月26日、阪神)に出走する予定。そして、今秋は再度、海外遠征を検討していることが分かった。3月30日、矢作調教師が明らかにした。

 同馬は3月28日にドバイから帰国し、現在は千葉県白井市の競馬学校で輸入検疫中。今後の状態を確認してからとなるが、春のグランプリで雄姿を披露する。また、秋の海外遠征の選択肢は凱旋門賞・G1(10月2日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)、メルボルンC・G1(11月1日、フレミントン競馬場・芝3200メートル)、ブリーダーズCターフ・G1(11月5日、キーンランド競馬場・芝2400メートル)など世界のビッグレースが候補に挙がっている。

 僚馬のアルクオーツスプリント・G1(12着)のエントシャイデン(牡7歳、父ディープインパクト)も状態を確認してからとなるが、谷川岳S(5月7日、新潟)で復帰する予定で、同馬も秋には再び海外遠征を行う見込み。なお、ドバイ・ターフ1着同着のパンサラッサ、ゴドルフィンマイル1着のバスラットレオンの今後の日程については未定。

 ステイフーリッシュについて矢作調教師は「本当に頑張ってくれた。状態を確認してからになりますが、春は日本の競馬を盛り上げるためにも宝塚記念に、と思っています。そして、秋はまだレースは決まっていませんが、海外遠征する予定です」と、今後もワールドワイドの遠征プランを続けることを明らかにした。

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