2004年のJRA賞年度代表馬、ゼンノロブロイ(牡22歳、父サンデーサイレンス)が9月2日、種牡馬としてけい養されていた北海道新冠町の村上欽哉牧場で心不全のため死んだ。同日、馬主の大迫久美子氏と現役時代に管理した藤沢和雄元調教師のコメントがJRAから発表された。
大迫久美子氏「突然のことで驚いています。大迫家にとってたくさんの夢と幸せを与えてくれた馬なので、ただただ感謝しかありません」
藤沢和雄元調教師「天皇賞(秋)、ジャパンC、有馬記念という難しいローテーションで2年連続頑張り、2004年には3つとも勝たせてもらい、イギリスでも首差負け(05年の英・インターナショナルS2着)でしたが善戦してくれた素晴らしい馬でした。本当に残念です。ご冥福をお祈りします」