真価を問う(栗東)

関東馬のハーツコンチェルトに注目
関東馬のハーツコンチェルトに注目

 こんにちは、山本です。今日も栗東に居残ってのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、本日は前振りゾーン、お休みです。忙しくで、どーしようもない状態です。すいません、パパッと本題に入ります。

 明日は何と言っても東京11Rの東京スポーツ杯2歳Sでしょう。今年もクラシックの登竜門という名にふさわしい、いいメンバーがそろいました。

 まずは関東馬なんですが、ハーツコンチェルト(牡、父ハーツクライ)です。こちらは本日の栗東で松山Jに話を聞きました。「初戦はいい勝ち方でした。十分、重賞でもやれる馬だと思います。結構、いいメンバーがそろっていますが、どこまでやれるか楽しみです」とのことで、期待している感じは伝わってきました。初戦は現地で見ていましたが、6馬身差の圧勝で、しかも余力もありそうな感じ。まだまだ伸びしろがありそうなスケールの伝わる走りだったと思います。当然、注目の二戦目です。

 さて、昨日も触れましたフェイト(牡、父リアルスティール)です。今日は矢作調教師にも話を聞きました。まずは調教について聞いてみると、「新馬の時も52秒ぐらいがいいところだったし、そんなに心配するところはない」と口にします。ただ、やはり全体的に幼い面が目立つ現状であることは事実で、「未完成な面が、この強い相手にどう出るかだと思う」と説明してくれました。もちろん、ここで勝つとなると、偉大な先輩になるコントレイルやディープブリランテの背中も見えてくるワケで、どれほどのポテンシャルを秘めているのか期待の一戦でもあります。もう一頭の僚馬、タイセイクラージュ(牡、父サトノクラウン)は「具合はいいよ。新馬はいいレースをしていたからね」と一発を狙っている雰囲気でした。

 ここからは矢作厩舎のPOG情報。早い段階から矢作調教師の期待が大きかったヴァンビスタ(牝、父Justify、母Vanquished)は次開催の阪神1週目の芝のレースを予定(すいません、距離を聞いてなかったです)しているとのこと。血統的にダートかなと思っていたことを告げると、「やはり、いい走りをするので、まずは芝でどんな競馬をするか見てみたい」とのことでした。あと、外国産馬のインヒズアイズ(牝、父Race Day、母Lee Ann W)は阪神開幕週のダート1400メートルを予定しているとのことです。あと、皆さんに聞かれることの多いシュネルマイスターの弟で、ようやく馬名もついたナヴォーナ(牡、父ロードカナロア、母セリエンホルデ)は「近々、戻す予定です」とのことでしたよ。

 続いては高野厩舎。先週の黄菊賞でデビュー2連勝を飾ったセブンマジシャン(牡、父ジャスタウェイ)はホープフルSでG1に挑戦します。「大したものだと思います。(初戦とは違う競馬でも)臨機応変に対応して、馬もこたえてくれましたからね」と高野調教師は満足そうに振り返っていました。あとは新馬を勝っているバルサムノート(牡、父モーリス)は中山の葉牡丹賞で復帰。さらにスワーヴリチャードの全妹になるバロッサヴァレー(牝、父ハーツクライ)はエリカ賞で連勝を狙います。「もっと成長させたかったですね。まだ、牝馬という感じ。馬体の維持に気をつけながら、レースに向かいたい」と高野調教師は話していました。

 最後に厩舎ゆかりの血統馬になるウォーターハウス(牡、父ロードカナロア、母ショウナンパンドラ)は12月4日の阪神芝1800メートルを目標に調整を進めていきます。「今週の動きはまずまずでしたね。うちの勝ち上がっている馬たちのレベルにはまだないですが、これからどこまで上がっていくか。質のいい馬です」と冷静に分析。この血統からそろそろ大物が出て欲しいだけに、今後の成長度合は気になるところです。

 さて、ネット限定「厳選馬」です。

東京5R・3モズメイメイ(音無調教師が「これはいい馬」とかなりの手応え。坂路でも十分に時計が出ているし、マイルでのVから牝馬の王道路線へ)

 続いては「馬券王への道 延長戦」でございます。

阪神10R・11テンカハル(「状態はいいです。前走は距離が長かったかなという感じ」と安藤助手)

東京12R・8グレイスフル(「東京でいい勝ち方をしているし、やれてもいい馬です」と松山J)

福島2R・13ボブズヤアンクル(距離短縮は歓迎材料。前、前でしぶとく)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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