【マイルCS】毎日王冠Vのサリオスは14着に終わる ムーア騎手「馬場が柔らかすぎたのか」

マイルCSで14着のサリオス(カメラ・川口 浩)
マイルCSで14着のサリオス(カメラ・川口 浩)

◆第39回マイルチャンピオンシップ・G1(11月20日、阪神競馬場・芝1600メートル、良)

 秋のマイル王決定戦は、G1馬5頭を含む17頭によって争われた。

 ダミアン・レーン騎手が手綱を執った6番人気のセリフォス(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎、父ダイワメジャー)が直線で豪快に差し切って、G1初制覇を果たした。同馬の父ダイワメジャーはマイルCSを2006、07年と連覇しており、父子同一G1制覇となった。3歳馬のVは2018年のステルヴィオ以来。

 1馬身1/4差の2着は8番人気のダノンザキッド(北村友一騎手)、2番人気だった白毛のアイドル、ソダシ(吉田隼人騎手)は3着。1番人気のシュネルマイスター(クリストフ・ルメール騎手)は5着だった。

 三浦皇成騎手(ウインカーネリアン=12着)「ゲートで(立ち上がって)他馬に迷惑をかけてしまいました。それでも出てくれましたが、瞬発力が求められる競馬になって持ち味を発揮できませんでした」

 池添謙一騎手(ファルコニア=13着)「G1にしてはペースが遅いと思ったので、ハナに行く形になりました。もう少し自分のペースで動いていければ良かったです。坂の途中まで頑張ってくれましたが、そこから苦しくなりました」

 ライアン・ムーア騎手(サリオス=14着)「とにかく残念でなりません。馬場が柔らかすぎたのか、今日は反応がなく、合図を送っても返ってくるものがありませんでした。残念ですし、申し訳ないです」

 坂井瑠星騎手(ホウオウアマゾン=15着)「いい時の行きっぷりがなくて、直線を向くころには余力がなかったです」

 川又賢治騎手(ハッピーアワー=16着)「最後にどれくらい脚が使えるか、自分の競馬をしました」

 藤岡佑介騎手(ベステンダンク=17着)「行きたかったけど、行けませんでした」

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