【朝日杯FS】嘉藤調教師G1初挑戦のバグラダスは5着 吉田隼人騎手「少し力みました」

朝日杯FSで5着のバグラダス(カメラ・岩田 大補)
朝日杯FSで5着のバグラダス(カメラ・岩田 大補)

◆第74回朝日杯フューチュリティS・G1(12月18日、阪神競馬場・芝1600メートル、良馬場)

 阪神のマイル戦で行われる2歳馬によるG1は、牡馬17頭によって争われた。

 坂井瑠星騎手が手綱を執った1番人気のドルチェモア(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎、父ルーラーシップ)が好位から抜け出して、新馬、サウジアラビアロイヤルCに続く無傷の3連勝でG1初制覇を果たした。勝ち時計は1分33秒9。坂井騎手は今年の秋華賞(スタニングローズ)に続くG1・2勝目となった。

 首差の2着は直線で外に出して伸びた2番人気のダノンタッチダウン(川田将雅騎手)、さらに首差の3着は3番人気のレイベリング(横山武史騎手)が続いて、人気通りの決着となった。

 吉田隼人騎手(バグラダス=5着)「馬の後ろにつけるまでに少し力みました。現状はもう少し短い距離が合うと思いますが、強い相手に頑張ってくれました。今日のような競馬ができれば、1600メートルはこなせるようになると思います」

 クリストフ・ルメール騎手(オオバンブルマイ=7着)「ゲートの中でチャカチャカして、スタートがひと息でした。直線はちょっと伸びてくれました」

 福永祐一騎手(ティニア=8着)「初めての1600メートルでも上手に立ち回ってくれました。直線でもうひと伸びあれば、というところでした。馬体にまだまだ成長の余地がありますし、センスがある馬。これから順調に力をつけていってくれればいいですね」

 デヴィッド・イーガン騎手(コーパスクリスティ=9着)「外枠が厳しかったです。道中はかかり気味でした。これから経験を積んでいけば、リラックスして走れるようになると思います」

 松山弘平騎手(グラニット=10着)「スタート良く、淡々と自分の競馬をしましたが、4角を回る時には苦しくなってしまいました」

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