◆第72回中山金杯・G3(1月5日、中山・芝2000メートル、良)
17頭立てで争われた2023年開幕を告げるハンデ重賞は、1番人気でハンデ56キロのラーグルフ(牡4歳、美浦・宗像義忠厩舎、父モーリス)が戸崎圭太騎手を背に、ゴール前の大接戦を制して3勝クラスVからの2連勝で重賞初制覇を飾った。勝ち時計は、2分0秒2。
2着は鼻差で7番人気のクリノプレミアム(Mデムーロ騎手)が食い込み、逃げた2番人気のフェーングロッテン(松若風馬騎手)が3着に粘った。
丹内騎手(エヴァーガーデン=10着)「手応え良く行けたのですが、思ったより伸び切れませんでした」
石橋騎手(スカーフェイス=11着)「先生から出して行くようにとの指示でしたが、進んで行かず、上に浮くような走りに。しまいは良く伸びてくれた」
石川騎手(レインカルナティオ=12着)「乗った感触はいい馬で、内枠を引けてやれると思ったが、直線で挟まれる不利が痛かった」
田辺騎手(ヒュミドール=13着)「もう少し距離があった方がいいのかもしれません。先行した内枠の馬たちで決まる馬場も不利だった」
松岡騎手(ウインキートス=14着)「ラストランだし、行ければ行きたかったが、ゲート裏から雰囲気があまり良くなくて行けなかった。それでも今までよく頑張ってくれた」
柴田大騎手(コスモカレンドゥラ=15着)「道中の感じは悪くなかったのですが、3角あたりから踏ん張れませんでした。いつもだったらしぶとく頑張ってくれるのですが、難しい面が出てきているのかも」
津村騎手(ワンダフルタウン=16着)「走りが硬くていいフォームじゃなかった。何もなければいいのですが…」
大野騎手(ゴールドスミス=17着)「馬は元気でしたが、本来の力を発揮できませんでした」