古川奈穂騎手＝栗東・矢作芳人厩舎＝は１月７日から９日の３日間開催は土曜中山、日曜と月曜は中京で計５鞍に騎乗する。今年最初のレースとなった１月５日の中京７Ｒ（４歳上２勝クラス、ダート１２００メートル）で、１４番人気のタイセイグラシアをＶへ導き、白星発進を決めて、ＪＲＡ女性騎手では２０２３年初勝利一番乗りとなった。
勢いに乗って臨む土曜中山１２Ｒのグランスラムアスクは２走ぶりのコンビ。３走前には２着となっており、このクラスでも戦える能力の持ち主だ。「変わらず状態は良さそうです。トモ（後肢）がしっかりしてきました」と期待を込める。初コンビとなるロックユアハート（日曜中京７Ｒ）は、１月４日の調教で感触を確かめた。「スタートをしっかり決めて、スピードを生かす形ならチャンスだと思います」。月曜中京８Ｒのバレストラは２走続けて３着と勝利まであと一歩。「引き続き状態は良さそうなので力を出し切れれば」と力の入る一戦だ。
【土曜中山】
１２Ｒ・グランスラムアスク（牝４歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ディープインパクト）
【日曜中京】
７Ｒ・ロックユアハート（牝４歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア）
１２Ｒ・リーゼントフラム（牡６歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア）
【月曜中京】
４Ｒ・スマートオリーブ（牝４歳、栗東・矢作芳人厩舎、父キングカメハメハ）
８Ｒ・バレストラ（牝４歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ドゥラメンテ）
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