2月12日の阪神4R・3歳新馬(ダート1800メートル=13頭立て)は、1番人気のセラフィックコール(牡、栗東・寺島良厩舎、父ヘニーヒューズ)が8馬身差で圧勝した。勝ち時計は1分55秒2(良)。
スタートはワンテンポ遅れたが二の脚が速く、1コーナーで2番手を確保した。道中やや内を向きながらも、直線に入るとスムーズに加速。残り約200メートルから、爆発的な伸び脚で後続を突き放した。
ムルザバエフ騎手は「最終追い切りに乗せてもらっていい勝ち方だったが、競馬では思ったより子供だった」と課題を挙げながらも、「能力を60パーセントしか出せていないのにこの勝ち方。稽古と実戦が結びつけばさらに良くなる」と期待を込めた。