【阪神4R・3歳新馬】セラフィックコールが8馬身差圧勝 ムルザバエフ騎手「能力60%しか出せていないのに」

ムルザバエフ騎手騎乗のセラフィックコールが直線抜け出し圧勝(カメラ・高橋 由二)
ムルザバエフ騎手騎乗のセラフィックコールが直線抜け出し圧勝(カメラ・高橋 由二)

 2月12日の阪神4R・3歳新馬(ダート1800メートル=13頭立て)は、1番人気のセラフィックコール(牡、栗東・寺島良厩舎、父ヘニーヒューズ)が8馬身差で圧勝した。勝ち時計は1分55秒2(良)。

 スタートはワンテンポ遅れたが二の脚が速く、1コーナーで2番手を確保した。道中やや内を向きながらも、直線に入るとスムーズに加速。残り約200メートルから、爆発的な伸び脚で後続を突き放した。

 ムルザバエフ騎手は「最終追い切りに乗せてもらっていい勝ち方だったが、競馬では思ったより子供だった」と課題を挙げながらも、「能力を60パーセントしか出せていないのにこの勝ち方。稽古と実戦が結びつけばさらに良くなる」と期待を込めた。

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