【中山記念】東西トレセンで気になる馬は香港帰りの2頭ー 東西記者がジャッジ

イレ込み対策を考えているシュネルマイスター(左)
イレ込み対策を考えているシュネルマイスター(左)
いい気配で調整されているダノンザキッド
いい気配で調整されているダノンザキッド

◆中山記念追い切り(2月22日、美浦、栗東トレセン)

 角田(以下、角)「2月から競馬担当になりました角田です! よろしくお願いします」

 ヤマタケ(以下、ヤ)「エラいふっといなあ。貴景勝かと思ったわ」

 角「170センチ弱で100キロを優に超えてますからね…。でも、大関ばりの押し取材で情報をガンガンゲットしていきます!」

 ヤ「猫だましされんよう気をつけてな…。さて、今週の中山記念は香港帰り2頭の状態はどうかな?」

 角「シュネルマイスターは順調そのものです。美浦・Wコースを馬なりで6ハロン81秒7―11秒8。強めに追った僚馬に半馬身先着しました。直線の手応えは抜群でしたよ」

 ヤ「課題はレース前のイレ込みやけど、どう対処するん?」

 角「今回は競馬場の装鞍所じゃなくて、比較的静かで慣れた環境にある厩舎地区の馬房で鞍を着けるみたいです。手塚調教師は『だいぶ違うと思いますよ』と自信ありでした。ただ、『体がもう減らないんだよね』と、過去最高の馬体重になりそうなのは気になります」

 ヤ「お前みたいやな…。ダノンザキッドも気配はええで。当週は栗東・坂路を馬なりで55秒6―12秒8と軽く流しただけやけど、これはいつものこと。1週前追い切りは抜群の伸びで、騎乗した北村友も『すごく良かった。状態が上がっていると感じました』と力強かった」

 角「中山はホープフルSを勝っているものの、その後はパッとしません」

 ヤ「安田隆調教師は『使っていた頃に比べると数段良くなっていますからね』と力強く話してくれたし、なにより香港カップで厳しい競馬をしたことが生きてくるはずやからね」

 角「豪華メンバー相手に去年7着のリベンジを果たしてほしいですね!」

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