サウジアラビアのレッドシーターフハンデキャップを制したシルヴァーソニック(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父オルフェーヴル)は、天皇賞・春(4月30日、京都・芝3200メートル)でG1初制覇を目指すことが決まった。ドバイ・ゴールドカップ(3月25日、メイダン・芝3200メートル)への海外転戦も検討されていたが、国内で長距離の頂点を狙う。
帰国した池江調教師は28日、栗東トレセンに姿を見せて「4コーナーもうまくさばいてくれましたし、馬場も硬くてこの馬向きでしたね」と、改めて2馬身半差の快勝に喜びの表情。「(天皇賞・春に)直行することになると思います」と話した。同馬は28日に現地を出発し、帰国後は千葉・白井競馬学校で入国検疫を受ける予定だ。