JRAの2023年度の新人騎手6人が3月4日、デビューの日を迎えた。河原田菜々騎手=栗東・渡辺薫彦厩舎=は阪神1R・3歳未勝利(ダート1700メートル、13頭立て)に、9番人気のサイモンブーケ(牝、栗東・梅田智行厩舎、父ダイワメジャー)でデビュー初騎乗。スタートから積極的に先行したが、後半で脚が上がり10着だった。
河原田菜々騎手「めちゃめちゃすごく緊張しました。でも周りの先輩方が『大丈夫?』と声を掛けてくださって、落ち着いてゲートの中で対処できたのかなと思います。ゲートを出てから内によれてしまって、それを自分が対処しようとして外に出してしまったぶん、ふらふらしてしまって、周りの先輩方に迷惑をかけました。コーナーでも自分がそのまま前の馬に付いていけば良かったんですが、外に流してしまったというか、みんなの競馬に付いて行かずに自分だけ外に行ってしまったので、望来さん(岩田望騎手)に迷惑をかけてしまいました。反省点はたくさんありましたが、次は同じ失敗のないように気をつけます」