◆第53回高松宮記念・G1(3月26日、中京・芝1200メートル)=3月25日、栗東トレセン
メイケイエール(牝5歳、栗東・武英智厩舎、父ミッキーアイル)はレース前日のこの日、角馬場で運動後、Eコース(ダート)を一周。適度に気合いが乗り、気配は申し分ない。引き上げる愛馬を見守った武英調教師は「いい感じですね。落ち着きもあって、いい雰囲気です」と万全の態勢に胸を張った。
G2とG3を3勝ずつ、重賞6勝の輝かしい実績を持つが、前走の香港を含めて6回挑戦したG1にはまだ手が届いていない。「賢い馬で、競馬が近いことも分かっています。ここまでとにかく順調にきたのでね」と指揮官。悲願のビッグタイトル獲得へ、人事を尽くして天命を待つ。