こんにちは、山本です。今日は栗東から西宮に戻ってのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
まずはご報告。ツイッターをご覧の方にはお伝えしましたが、先日の更新で紹介したＰＯＧ動画、ＹＯＵ ＴＵＢＥの馬トクチャンネルで公開しました。サムネを見ると、自分が老けたなぁと嫌になります。とはいえ、もう４６歳ですから仕方ありません。まぁ、まだ当ブログでは紹介していない友道厩舎のフレミングフープ（牝、父ハーツクライ、母シーズアタイガー）や、矢作厩舎のホウオウプロサンゲ（牡、父キズナ、母セルキス）のことなどを話していますので、気になる方はご覧くださいませ。
さて、本日は３月２９日。父親が天国に旅立ってから１２年になります。東日本大震災が起こった月でして、あの時期は本当に色々なことがありました。私的なことながら父のことをここで報告し、皆さんに励まされたのはありがたく、いい思い出です。そんな命日に、月に数度の栗東取材をできていたというのもよかったのかな、と。ワタクシの原稿、ちゃんと読んでくれていたようですしね。今日、ホントにちょうど取材が終わった頃、母親から１３回忌を無事に済ませたとの報告。何やかんやと思い出した一日でした。
ということで、週末の前振りは次回からどーでもいいことに戻そうと思いつつ、そろそろ本題へ。今日は栗東のナマ取材を中心に進めていきましょう。まずは３歳馬のお話。須貝厩舎はホントに話を聞かないといけない馬が多いんです。
本日のネット、ツイッターにあげた話題を簡単に振り返っておくと、来週のニュージーランドＴで復帰する昨年の最優秀２歳牡馬、ドルチェモア（牡、父ルーラーシップ）が横山和Ｊとのコンビに戻ることになりました。これは坂井Ｊが本番のＮＨＫマイルＣと同じ週にケンタッキーダービーでコンティノアールに乗るためで、前哨戦からコンビ復活となりました。あと、伏竜Ｓを回避したユティタム（牡、父Ｊｕｓｔｉｆｙ）は左後肢に少し気になる場所があったためですが、須貝調教師は「無理をする時期じゃない」と。話した感触では重い症状という感じではなさそうでしたよ。
あと、皐月賞に出走するショウナンバシット（牡、父シルバーステート）はＭデムーロＪと新コンビを組むことになりました。「使うごとにしっかりしてきている」と須貝調教師は成長に手応えを感じていますね。あと、ドルチェモアと今日、併せたのがレーンＪで皐月賞を目指すフリームファクシ（牡、父ルーラーシップ）。こちらも満足そうな表情で見守っていましたよ。「この中間に賢くなってくれている気がするね。（レース中に）勉強をしているから、その点が競馬に生きてくれれば」と成長に手応えを感じているようでした。
では、ここからは須貝厩舎の２歳馬情報をお伝えすることにしましょうか。今年も全体を見渡すと、実にバラエティーに富んだ、そして目移りするラインアップと言えます。
すでに栗東に入っている２頭から。まずはテラメリタ（牝、父ブリックスアンドモルタル、母テラノヴァ）です。馬主は社台ＲＨ。お母さんは須貝厩舎で手がけていた馬で、母系はスキーパラダイス、エアトゥーレとつながっている良血ですね。実際、お母さんも準オープンまで出世している馬ですからね。「バランスがすごくいいですね。テラノヴァはコロッとしていたけど、この馬はもっとスマートです」とトレーナー。今年の新種牡馬として、よく名前の出るブリックスアンドモルタルがどんなモノか、まだつかめていないのですが、この馬の感触は悪くありません。
あとはウールデュボヌール（牡、父キタサンブラック、母サンクボヌール）です。こちらは馬主がＧ１レーシング。「動きが力強い。お父さんみたいに長くいい脚を使えるようなタイプになるといいね」とのこと。早期のデビューを見込みつつ、まずはゲート試験合格を目指しているところです。
今日の最後は大物系。ラケダイモーン（牡、父レイデオロ、母ラルケット）です。馬主は金子真人ＨＤ。半兄にマイルＣＳ勝ちのステルヴィオを持ち、セレクト当歳セールでは２億２０００万円がつきました。「素晴らしい馬。来年のクラシックに乗せないといけない責務のある馬です。育成も順調に進んでいます。体つきを見ても、距離の融通も十分に利くと感じています」とのことで、確かな手応えが伝わってきます。今後の成長過程を見ながら、プランを考えていく予定ですが当然、期待の高まる存在です。
ということで、まだまだいる他の馬は第２弾、または動画での第一報かも。今日はここまで。また、金曜です。ではでは
マイページ
