第83回皐月賞・G1が4月16日、中山の芝2000メートルで行われる。
共同通信杯1着からの参戦ファントムシーフ(牡3歳、栗東・西村真幸厩舎)が主力。同4着タスティエーラが報知杯弥生賞ディープインパクト記念を制したように、ハイレベルの一戦をしっかりと勝ち切った地力を評価する。中間、調教の走りも絶品。1冠目へ視界良好だ。
新馬、京成杯を連勝中のソールオリエンス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)。まだ完成途上の身だが、レースで繰り出す末脚は非凡。上昇度を見込めば無傷の戴冠があっていい。
報知杯弥生賞勝ちのタスティエーラ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)、朝日杯FS2着以来のダノンタッチダウン(牡3歳、栗東・安田隆行厩舎)、スプリングSを勝って3戦3勝のベラジオオペラ(牡3歳、栗東・上村洋行厩舎)、ホープフルS2着、報知杯弥生賞2着と中山への対応力でリードするトップナイフ(牡3歳、栗東・昆貢厩舎)、きさらぎ賞以来のフリームファクシ(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)、スプリングS2着ホウオウビスケッツ(牡3歳、美浦・奥村武厩舎)、新馬、若駒Sを連勝のマイネルラウレア(牡3歳、栗東・宮徹厩舎)、2戦目の共同通信杯を2着のタッチウッド(牡3歳、栗東・武幸四郎厩舎)、すみれS勝ちのシャザーン(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)、若葉Sをしぶとく制したショウナンバシット(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)もエントリー。(大上 賢一郎)